数店舗の飲食店が、お金をかけず様々な企業やブランドとコラボレーションする方法

今回は飲食店におけるコラボレーションのお話です。
 
大手チェーン店の企業は様々なコラボレーションを行っています。例えば居酒屋「笑笑」さんの「笑松さん」、居酒屋「金の蔵」さんの「モンストガチャ」など。素敵なコラボレーションで、ファンならば思わずお店に足を運びたくなりますね。コラボレーションは「認知の拡大」「来店促進」の面で、費用対効果の良い販促です。
 
ただ残念ながら私たちのような小さなお店は、版権を使用するようなコラボレーションは費用面から難しいです。でも、インターネットを使って工夫することで、様々な企業、団体とコラボ企画を実施することができます。今回はその例を紹介します。
 
コラボレーションは大きく「イベントのコラボレーション」「キャンペーンのコラボレーション」「店舗外のコラボレーション」の3つにわかれます。
 
ちなみに全て自社で運営、企画を行っております。スタッフがある意味片手間でやっておりますので、運営費用はかかっていません。むしろ企業から販促費として費用をいただいてるコラボレーション企画もあります。
 


 

イベントのコラボレーション

店舗を活用して、様々な企業、団体とイベントを実施するコラボレーションです。家賃などの固定費は営業時間に関わらず発生するので、店舗の稼働率を上げるかが大切ですよね。イベントのコラボレーションにより「空き時間の活用」「収益になる」「認知度が上がる」「メディアに掲載される」などのメリットが生まれます。
 

空き時間を活用できる

例えば私たちの「KURAND SAKE MARKET」は17時オープンです。お酒専門店なのでランチ営業はしていませんが、土日祝は営業前の12時〜16時にイベントを開催しています。例えばイオングループの株式会社ツヴァイさまと共同で「KURATOMO」というイベントを開催しています。
 

KURATOMOは、お酒の好みが合う参加者と出会える「日本酒コン」イベントです。目的のあるイベントを企画することで、土日祝の12時〜16時といった空き時間にも、開催することができます。KURATOMOは多くのリピーターがいる人気イベントです。なんと過去の参加者で、実際に5組ほど婚約された方々がいます。嬉しいことですね。
 
KURATOMO:http://kuratomo.in/
 

収益になる

イベントは収益になります。上記のKURATOMOのイベントですと、男女比が5:5として230,000円(6,500円×20人=130,000円、5,000円×20人=100,000円)の売上となります。その場合、利益の取り分を相互間で取り決めることが大事です。家賃は営業時間外でも発生しますので、空き時間に売上が作れることは、店舗オーナーにとって嬉しい活用になります。
 

認知度が上がる

お互いのお客さま層に、それぞれのサービスを認知してもらうことができます。例えば私たちの日本酒専門店「KURAND」は、ソーシャルメディアなどで「都内近辺の日本酒が好きな層」にリーチすることができます。株式会社ツヴァイ様は「都内近辺の結婚志望のある層」にリーチすることが可能です。
 

私たちKURANDだけでは「日本酒が好きなお客さま層」以外にリーチすることはできません。コラボレーションすることで、お互いが不得意とする層に対して、ブランドを知ってもらえるきっかけになります。
 

メディアに掲載される

イベントを企画して、プレスリリースを戦略的に打つことで、インターネットのメディアに掲載してもらえることがあります。例えば私たちが「Holiday Jack株式会社」さまと定期的に開催している「珍美酒フェスティバル」などは、珍肉と日本酒という珍しい組み合わせにより、多くのインターネットメディアに掲載してもらえました。
 
出典:マイナビニュース
 
このように異業種とイベントのコラボレーションをすることで、様々なメリットが生まれます。私たちの具体的なイベントの例は、こちらのページにまとめてありますのでご覧ください。
 
 

キャンペーンのコラボレーション

主にメーカー企業と、キャンペーンのコラボレーションを実施しています。店舗でメーカー企業の商品を配布し、ソーシャルメディアを絡めた企画を行うなどです。これにより「店舗の新しいキャンペーン」「認知度が上がる」「メディアに掲載される」などのメリットが生まれます。
 

店舗で新しいキャンペーンが実施できる

店舗は常にお客さまに、新しい体験や楽しさを提供し続けないといけません(季節のメニュー開発もそうですよね)。私たちの日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET」のコンセプトは、日本酒にもっと新しい価値を。このコンセプト通り、店舗で日本酒が楽しめる様々なキャンペーンを実施しています。
 


例えば、駄菓子のビッグカツでおなじみの株式会社すぐるさんとのコラボでは、お客さまに「ビッグカツ丼」をプレゼントしました。ビッグカツと日本酒、意外と相性が良かったです(笑)。このように、コラボレーションをすることで、新しい価値が生まれるキャンペーンを行うことができます。
 
参考:駄菓子と日本酒を合わせてみよう!新宿店で限定200食”ビッグカツ丼”を提供します!
 

認知度が上がる

こちらはイベントのコラボレーションと一緒です。株式会社ギンビスさんと実施した「たべっ子どうぶつキャンペーン」では、「たべっ子どうぶつをアレンジして日本酒のおつまみにしてみよう」という企画を実施しました。
 

お菓子のイメージが強い「たべっ子どうぶつ」ですが、日本酒専門店のKURANDとコラボすることで、お酒が好きな層に対して新しい提案ができました。このようにそれぞれにとって新しい層にリーチが可能となります。
 
参考:【KURAND×たべっ子どうぶつ】日本酒とお菓子の新提案!新宿店限定で「たべっ子どうぶつ」を 期間限定で無料提供!
 

メディアに掲載される

こちらもイベントのコラボレーションと一緒です。斬新なコラボレーションを実施することで、メディアに掲載してもらえる可能性があります。例えば上記の「たべっ子どうぶつ」とのコラボも、多くのメディアに掲載してもらえました。
 
出典:えん食べ
 
このように、キャンペーンのコラボレーションの面でも、様々なメリットが生まれます。私たちの具体的なキャンペーンの例は、こちらのページにまとめてありますのでご覧ください。
 
 

店舗外のコラボレーション

ここまでは店舗を活用したコラボレーションを紹介しました。ただ店舗という面積の限られた狭い場所だけで実施するには、認知の面で限界があるのも事実です。そこで私たちは定期的に、店舗外においてもコラボレーションによるイベントを実施しています。地方自治体、または地域団体とのコラボレーションが多いです。これにより「より多くの方に店舗のブランドを認知」してもらうことができます。2つの例を紹介します。
 

SHIBUYA SAKE FESTIVAL


渋谷区と一緒に開催している、みやした公園で実施した「SHIBUYA SAKE FESTIVAL」です。みやした公園をもっと盛り上げたいという思いから、私たちが企画運営しています。2015年から開催していますが、合計約5000人のお客さまに来ていただきました。
 
SHIBUYA SAKE FESTIVAL 2016:http://kurand.jp/event/shibuya-sake-festival-2016-autumn/
 

あだち日本酒祭


北千住のグルメと一緒に、日本酒を始めとしたお酒が楽しめる、はしご酒イベントです。北千住の活性化支援を行っている株式会社CANさまと一緒に開催しています。
 
あだち日本酒祭:http://kurand.jp/event/adachi03/
 

オトナの酒ジカン


野村不動産株式会社さまと一緒に、新宿野村ビルにてイベントを実施しました。日本酒に合うフードの提供、音楽イベントなど、新宿のど真ん中で心地よくお酒を楽しめる企画です。新宿野村ビルに働いてる方も対象にしたイベントで、多くの方にKURANDを知っていただくことができました。
 
オトナの酒ジカン:http://kurand.jp/event/otonano-sake-jikan/
 
もちろん損しては継続ができないので、継続可能な範囲の利益を確保することが必要です。店舗外イベントを開催することで、店舗スタッフにも、新しい機会を提供できます。純粋に運営側も楽しいのでおすすめですよ。
 
 

補足:便利なイベントサービスの紹介

イベントを開催する際に使うべきサービスは「PassMarket(パスマーケット)」または「PeaTix(ピーティックス)」がおすすめです。私たちは「PassMarket」を使用していますが、機能は特に変わりませんので、どちらでも良いと思います。
 
PassMarket(パスマーケット):https://passmarket.yahoo.co.jp/
PeaTix(ピーティックス):http://peatix.com/
 
ただし、どちらかのサービスを継続して利用することが大切です。過去に参加いただいたお客さまは、サービス上にストックされていきます。継続することで、またイベントを開催する際に「またやります!」とリーチできる母数が増えるのです。自分に合ったサービスを使い続けてみてください。
 
 

コラボをするためには発信力が必要

他社企業、団体とコラボレーションするためには、情報発信力が必要です。例えば私たちのKURANDのブランドには、Twitterのフォロワーが約2万人、facebookページのいいねが約2万、オウンドメディアのPV数が月数十万、LINE@の友達数が2500人程います。更に自社メディア「NOMOOO(ノモー)」を運営しています。これにより私たちとコラボレーションすることで、多くのユーザーにリーチすることができます。
 
出典:KURAND公式Twitter
 
コラボレーションすることで、お互いにメリットがないといけません。メリットとは具体的に「認知の拡大」「利益が出る」などです。そのために、自社の店舗の情報発信力を日々育て上げる仕組みが最も大切です。
 
ただ「何かやりましょう」「面白そうだから」だけでは駄目です。コラボレーションのメリットをお互い具体的にする必要があります。
 
 

店舗が「メディア化」する時代

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアにより、個人が簡単に情報発信ができる時代になりました。個人で発信力があると、フリーランスとして活動したり、芸能人並の影響力を持てます。YouTuberのヒカキンさんが良い例です。
 
※舞台版「惡の華」とKURANDがコラボし、<演劇×お酒フェア>を開催しました。
 
これは店舗も同じです。1店舗または数店舗の店舗でも、インターネットサービスを日々、工夫して運用することで、新しい取組みのチャンスを得ることができます。店舗が数百店舗あるチェーンでなくても、インターネット上では平等なのです。
 
情報発信力を持つことで、有料グルメメディアに依存しない、集客対策にもなります。店舗の「メディア化」を目指して、日々工夫して運用し続けることが大切です。
 
 

最後に

このように、イベントやキャンペーンの面で様々な企業、団体と組むことで、プロモーションにおいて数々のメリットが生まれます。インターネットの発達で弱者にも光が当たるようになったからこそ、上手く活用して、大企業並のプロモーションを実施することができます。
 
立地、人に依存せずに商売ができる、新しい時代です。ぜひ独自のコラボレーションを考えて、お店に新しい価値を作ってみてください。
 
 
更に詳しく知りたい飲食店オーナーさま、当社のKURANDSHUGARとコラボレーションしませんか?また、私たちのお酒をお取り扱いいただける店舗さまも募集しています。お問い合わせ窓口より、お気軽にご連絡ください。
 
 
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